世の中には「難しい恋愛」というものがあります。
一つが『遠距離恋愛』。そしてもう一つが『彼女や奥さんがいる人との恋愛』です。
そしてこの二つが組み合わさった既婚者同士の遠距離恋愛であれば…。
とてつもなく壁の高い恋愛といえるでしょう。
あなたはもっと彼とやり取りしたい。
スグに会える関係ではないけれど、お互いの愛を確かめたい。
でも一方で彼はあんまり前のめりにLineや連絡をしてくれない。
彼からのlineもほとんどないし、返事はなんとなく義務的な感じだったりするし。
そんな風にしてあなたばかりが彼を求めていると感じる。
そしてあなたの彼に対しての「好き」に比べ、彼の「好き」が全然ないみたいでその温度差に不安になる。
泣きたくなるくらい辛いですよね。
温度差を感じてしまう既婚者同士の遠距離恋愛。
将来のためにも、お互いのためにも、ここでピリオドを打ったほうがいいのでしょうか。
それとももう一度彼と深い関係になる道筋はあるのでしょうか。
僕が男性目線でお伝えしていきますね。
彼とあなたに温度差があるのはなぜか?
例えばお互いに独身であれば、付き合い続けた先にあるゴールみたいなものって言葉にしなくてもなんとなくお互いイメージしているものがありますよね。
そのゴールみたいなものになんの遠慮もなく一直線に向かうだけです。
例えばお互いに近距離であれば、お互いの気持ちを確かめ合う時間を持ちやすくなります。
例え1か月の間に1日しか会えないとしてもその1日が濃密であれば今より不安は減るはずです。
でも既婚者で遠距離となれば、まずお互いが今の恋愛の末にどこを目指しているのかもわかりません。
あなたのほうは例え既婚者同士とはいえど、まるでお互いのパートナーなんて最初からいないような恋愛をしたい。
一方彼のほうはあくまであなたとの恋愛は自分の生活の中のちょっとしたスパイス程度くらいにしか思ってない。
彼は意図的に冷たくしたり素っ気なくしていなくて、ただ普通にしているだけ。
でも”普通”があなたと彼で違うから、結果的にあなたが寂しさを感じてしまう。
そしてさらに輪をかけて遠距離で彼と会えないことで彼の気持ちが見えなくなってしまったり、彼の愛情が感じられなくなってしまうのです。
いや、むしろ「遠距離だからこそもっとこまめに連絡するべきじゃないの」なんて思って余計にあなたを苦しめる要素にすらなります。
温度差を受け入れるか、それとも断ち切るか
男目線で言うと、やっぱりこういう状況で女性から「私のこと好きならもっと~」的に言われてもそんなに前のめりになれません。
というかむしろちょっとめんどくさいなとすら思ってしまいます。
既婚という立場ながらも遠距離で恋愛をするときって、男としてはそんなに深い恋愛って望んでないです。
束縛されずに気楽にやり取りしながらも、友達とは違って好意を含んだやり取りをポツリポツリとすれば十分なんですね。
だからこういう温度差ってもはや『しょうがない』ものとして処理したほうがいいです。
温度差をなくそうとするのではなくて、温度差があるという前提でそれでも彼を受け入れるか、やっぱり苦しいからもう断ち切るか、って考えたほうが楽です。
恋人の形って決して一つじゃないですしね。
ふんわりとした付き合い方をするのもまた”大人の恋”の一つなんじゃないでしょうか。
現状維持は緩やかに衰退するのは間違いない。変化が起きそうなら…
もし今のまま受け入れるのも辛い、でも自分から彼との別れを選択するのも後悔しそうで辛い、というのであれば、彼との仲を何とか進展させなければいけません。
が、これは今のままの環境ではほぼ無理です。何かしら変化を起こさなければいけません。
変化というのは具体的に言えば『直接会う機会をどれだけ増やせるか』でしょう。
既婚者同士でしかも遠距離という条件のうち、さすがに既婚者同士というほうを解消することは難しいですから。
もちろんそんなに簡単に会えないこともわかっています。
でも会えもしない、温度差を受け入れたくもない、別れたくない、と全部が「ないない」尽くしというのは無理です。
何かを犠牲にしたりリスクを取らなければ得られるものもまたありません。
毎週毎週会いに行くとかではなくて、まずは半年に一回とか3か月に1回とかでもいいのです。
会って少しでも二人だけの秘密の時間を共有することが彼の気持ちを傾かせる一歩になります。
どの道にしてもあなたは何かを選ばなければなりません。
どれも苦しいけれど、でもそれが恋なのですからね。
そしてもう一つ。
こうして難易度の高い恋愛に挑むならぜひ知っておいてほしい「強力な味方」がいます。
実は僕自身も自分の訳あり恋愛でピンチになった時に助けてもらったことがあります。
あなたにとっても心強い味方となるはずです。
次の記事にてどんなふうに味方になってくれたのか、僕自身の体験談も含めてお伝えしています。
ピンチなら遠慮せず使ってくださいね。