世間的に「不倫は悪!」ですよね。
不倫を肯定しようものならものすごい勢いでたたかれます。
もちろん実際に不倫をしたときもものすごくたたかれます。
これで婚姻関係が壊れると色々とめんどくさいことにもなります。
でもね。
これは不倫をやったことがある人はわかってくれると思うんですが…。
他人に「不倫何て不幸になるよ!」って正義感ヅラして説教してくれる奴ってマジでウザくないですか?(笑)
何がうざいかって言うと、僕はまず「不倫する人がリスクをわかってない」って決めつけてくるのがうざいですね。
ハッキリ言って不倫する時って「やばいよな」ってわかってやるわけですよね。
少なくとも僕はそうでした。
だから「あなたは気づいてないかもだけど不倫をすると不幸になるのよ」みたいな顔で話しかけてくるやつは本当にウザイ。
好きになっちゃったからしょうがないじゃん。
だから苦しいんじゃん。
僕も決して不倫は肯定しないし、推奨するつもりもありません。
だけど少なくとも経験者として鬼の首を取ったように「不倫してるやつを見つけたぞー!そら叩けー!」みたいな人にはなれません。
不倫している自分自身に悩む人にヒントになればと思いこの記事を書きます。
Contents
なぜ不倫してない人は不倫している人をいじめることができるのか?
不倫してない人って不倫してる人を見るとものすごい勢いでいじめてきますね。
「最低だ!裏切りだ!」と。
でもね。
不倫を経験したことがある人(あるいはそのギリギリ手前くらいまで行った人)はなかなか叩かないですよね。
これはなんでだろう?って考えると、不倫の抱えてる『矛盾』を味わったことがあるか、ないか、の違いだと思うのです。
不倫は確かに『最低』で『裏切り』です。
でもね。これって言われなくてもわかってますよね。
最低だ、と思いながらもやってしまう。
理性でわかってても本能でしてしまう。
それが不倫だと思うのです。
お説教する人は不倫の片方だけしか想像できない
実際僕も「もしお前の奥さんが同じようなことをしてたら嫌だろう?」みたいな感じで
『そういうこと想像したことないでしょ。気づかせてあげるよ』的な感じで説教してくる人がいます。
でもそんなの想像したことあるに決まってます。
そして嫌に決まってます。
自分がされたら嫌だけど自分はその時にはしてしまう。
圧倒的な矛盾です。
でもこの圧倒的な矛盾に挟まれるのが不倫でしょう。
不倫を一方的にたたく人はこの矛盾した気持ちの片一方しかわかってくれません。
だから片一方だけの感情で不倫をしている人を徹底的にいじめてくる。
不倫を経験した人は矛盾した気持ちがあることを知っています。
だから「不倫は良くないよ」という言葉と同時に「でも気持ちはわかる」という言葉も添えられます。
わかってくれないから余計に寂しくなって恋が燃え上がる
そもそも不倫するときって男女どちらかに”寂しさ”がありますよね。
構ってくれない寂しさ、理解してくれない寂しさ、独りぼっちの寂しさ…。
僕も単身赴任という寂しさ×相手の旦那が全然自分に構ってくれない寂しさ、という組み合わせでの不倫でした。
なので、そうした心の空白を埋めたくなる気持ち。
渇いた喉にごくごくと水を流し込むような気持ちというのはすごくよくわかります。
で、不倫ってとかく周りの人には理解されないことで余計に寂しくなりますよね。
寂しくなるから余計に渇きが強くなって、不倫が余計に燃え上がる、という構図になったりします。
障害のある恋愛は逆に燃え上がる、ということを僕自身ものすごく実感したものです(笑)
不倫は不幸になると誰が決めるのだろう
そもそも不倫が不幸になるとなぜ皆決めつけるのでしょうか。
いや、確かに不倫をそのまま突き進めてその結果不幸になった人の実例はあります。
僕も自分の身近にいます。
でも本当に好きな人と出会えたとして、それがたまたま出会った順番が逆で。
そして不倫の結果本当に好きな人と一緒になれたらそれはそれで幸せなのではないか、とも思うのです。
でもそれを”幸せ”とすると社会が成り立たなくなります。
倫理観も法律もめちゃくちゃになります。
そして不倫が不幸になると決めつけられないのと同じくらい、不倫が幸福になるともまた決めつけられないのです。
で、傾向的には不倫を進めると不幸になる人の方が多い。
だから僕もやっぱり不倫は肯定できないし推奨できないのです。
ともあれ、不倫を不幸と決めつけるのはやはり乱暴だなとも思うのです。
やっぱり不倫は矛盾ですね。
結局不倫って他人から応援されることを諦めるしかない
僕も不倫をしている時って少なくとも否定しない人が欲しい。
肯定しなくてもいいけど気持ちに寄り添ってくれる人がいてほしいと思ってました。
でも一通り不倫を経験してきて(なんか変な言い回しですね)出た結論としては、結局不倫って他人から応援してもらうことはない、ということです。
どんなに頑張ったって全部自分の側に立ってくれる人なんていないのです。
そういう意味では僕もあなたに都合の良い言葉だけを言う存在ではありません。
不倫を一方的に叩くことはしないけれど、やっぱり肯定もできないですからね。
例えば今不倫している相手の気持ちとか心理を知るためのヒントが欲しい、ということであれば僕のブログだったり占いなんかを使うという手段もあります。
逆にもう縁を切りたいと思えば、色んな縁を切った時の体験談なんかも探せばあります。
そういう意味ではヒントはあります。
でも例えば相手の気持ちを知ったとして、そこから自分がどう動くか、というのはやっぱり他人には決められないし、誰も背中を押してくれない、ということです。
全て自己責任の世界ですね。
まとめ:不倫を叩く人の声も肯定する人の声も聴く必要はない
今回の記事は僕が不倫をしている時に感じた外野の声の違和感を記事にしました。
だからこの記事を読んであなたにどうこうなってほしいわけではないのです。
あなたが苦しんでるのと同じように悩む人がいるんだ、ということを知ってくれれば十分です。
ただもしあなたが他の人が自分の禁断の恋をなんとかしてくれると考えているのなら、それは期待しないほうがいいです。
残念ながら不倫は誰も背中を押してくれないのは事実です。
でも僕は少なくともあなたの中にある処理できない矛盾した気持ちはよくわかります。
不倫そのものは応援は出来ないけれど、でもその気持ちと戦っているあなたには同じ経験者としてエールを送ります。
ところで…
もしあなたが彼との恋愛を本気で望んでいるのなら。
実はめっちゃ心強い味方がいるので紹介しておきます。
僕自身も自分の訳あり恋愛を進めるうえでめちゃくちゃ頼りにした方法(存在)です。
なにせほとんど苦労せず相手の口から僕のことを好きかどうか引き出したのですから。
全て次の記事にて書きました。
彼と本気で結ばれたいと願う人だけ読んでください。