「もうさようならするよ」
切ない別れの場面で彼氏にこんなことを言われたらショックを受けちゃいますよね。
でも…。
ちょっと待って。
私とあなた、お付き合いしてましたっけ?????
付き合ってない既婚男性の口から突如放たれた「さようなら」の言葉。
まぁ確かに最近以前よりは話したりしてたかもだけど、いきなりさようならっていったい何が起きてるの?
今回はそんな暴走気味の既婚男性の心理を僕なりの目線で書いてみます。
妄想と勘違い渦巻く(アホな)彼の心理を。
Contents
自意識過剰な妄想と勘違い
なぜ「さようなら」というのか。
それは彼の頭の中ではもはやこのままいけばあなたと付き合う未来が見えているからです。
あなたが別に何も意識せずに何気なくやった行動も彼の中では「俺のことが好きに違いない!」という勘違い要素になっていたりします。
その勘違いが積み重なった結果、彼の中では「これ以上進めば禁じられた恋愛になってしまう!彼女のためにも俺が悪者になって断らなくては!」という脳内ストーリーを作り上げて実行してしまうのです。
アホですね(笑)
ケーススタディ:とある会社員男性の場合
一つ例を出しましょう。
とある既婚男性は仕事の独身同僚女性から仕事の資料を受け取った時に、大きめの付箋メモが張り付けてあるのを目にしました。
そこには資料の簡単な説明と連絡事項が書いてあり、最後の方に一言。
「最近お疲れのようで心配です。休める時はしっかり体休めてくださいね?」という言葉が。
別に普通のちょっと気遣ってるだけの言葉ですよね。
だけど彼はこの気遣いの言葉を
「俺にだけこんな風に優しい言葉をかけてきてくれるなんて…。もしかして…」と勝手に脳内妄想が進んじゃってたりします。
一度「もしかしてこの子は俺のこと好きなのかも」モードになると、彼女の行動が全部好意の表れなんじゃないかと勘違いします。
全員同じように話しているのに、彼の中では「俺とだけ仲良く話してくれてる」と勘違いしたり。
そしてその勘違いと妄想が積み重なっていった結果、彼の中では「もうこれ以上、彼女が俺のことを好きになる前に(あくまで彼女が自分に惚れてる前提)俺の方からさようならと言って、その気がない事を伝えよう」という心理になるのです。
全ては彼の妄想なので、言われたほうはいきなりの「さようなら」に内心「はぁ?」と言う感じですよね。
でもあなたのその戸惑いは彼にとっては「好きな俺にさようならと言われて戸惑ってて可哀そうなことしたな…。でも俺がここでちゃんと鬼になって言わなきゃ!」と最後まで勘違いして終わることになります。
馬鹿馬鹿しいですが、男性の方は大真面目。
そんなとある会社員男性のケーススタディを紹介しました。
彼の方が勝手に可能性を感じている
あくまで男性目線では「彼女の方が俺に気があるから」という心理であることを紹介しましたが、これはある種の『言い訳』です。
こういった心理になるのは裏を返せば彼の方が彼女を強く意識しているから、です。
彼女のことを何とも思ってなければ、彼女が何をしようが「もしかして俺のこと好きかも」なんて考え頭に浮かびすらしないはずです。
つまり「さようなら」と言った瞬間というのは、彼は脈ありということなのです。
しかし一方でそんな自意識過剰な妄想の果てとはいえ、「さようなら」と言ったということは、彼の中で不倫恋愛になってしまうことに対する抵抗感があるということも言えます。
本当に恋愛しちゃう既婚男性はこういう時は大抵黙って流れに身を任せたりしますから。
そういう意味では良くも悪くも彼との恋愛発展への可能性は薄いといえるかもしれません。
さようならと言われたらどう反応すべき?
「さようなら」といきなり言われると何と言えばいいものか迷っちゃいますよね。
もしあなたが彼との距離を離したいのであれば。
「いきなりさようならと言われてよくわからないのですが、多分距離感が近すぎるということだと思うので、私もこれからはもう少し考えて接しますね」
みたいな感じに言えば、穏当に彼から離れやすいと思います。
むしろ彼のさようならを否定したい時は?
しかし一方でむしろ彼と距離を縮めたくて「さようなら」と言われた場合。
これはすんなり彼の言い分を呑み込んじゃうと、そのまま可能性も閉じてしまいます。
なので、「さようなら」を否定しなければならない訳です。
ここで言い方は大きく二つ。
「そんなこと言わないで!もっと話したりしたいよ」と逆に攻めるか。
「さようならって何ですか?別にこれまで通り普通にしましょ?」と現状維持な感じを出すか。
どちらでも可能性を続けることはできると思うのですが、僕は後者推し。
というのも、「さようなら」という彼は「この女性は俺に惚れてるに違いない」と思っているというのは先ほど紹介しました。
そんな状態なので、「さようなら」と言いつつ、内心では「否定して『やだ!離れたくない!』と抱き着いてきてくれないかなあ。そうしたら彼女に言い寄られたって言い訳できるのに」と、関係を終わらせたい気持ちと矛盾するように何か起きることも少し期待しています。
その状態で女性の方から寄っていってしまうと、彼の思い通りに事が進む=これからは女性主導で関係が進んで行く、彼優位の恋愛になってしまう可能性もあります。
出来れば不倫恋愛は女性優位=彼が主体となって進めてほしいですよね。
だから現状維持な感じにして、さらに彼を迷わせて混乱させて彼の方からアクションを起こすようにしたほうがいいんじゃないか、と僕は思う訳です。
あくまで僕の感覚的な話ですが参考までにどうぞです。
まとめ:いきなりさようならという既婚男性の心理
最後に今回の話を振り返ります。
- いきなりさようならと彼が言うのは、彼の頭の中ではもう不倫恋愛秒読みくらいの感じだから禁断の恋になる前に関係を断ったことにしている
- 女性側が普通にやっていることを彼の頭の中では「好意の表れ」と脳内変換しているのが積み重なっていることはよくある
- さようならというのはそれだけ意識している裏返し。しかしさようならということは不倫恋愛に対する抵抗感があるということでもある
- その後の対応次第で可能性を閉じることも続けることもできる
今回は付き合ってもいないのにいきなりさようならと言う彼の心理を紹介しました。
現実と彼の頭の中でのストーリーにズレがある故に起きた「さようなら」ですが、好きだからこそ避けてしまうという『好き避け』に近い部分もあります。
彼との関係をどうしたいかによって、対応も変えていけるようにするといいですね。
ところで…
もしあなたが彼との恋愛を本気で望んでいるのなら。
実はめっちゃ心強い味方がいるので紹介しておきます。
僕自身も自分の訳あり恋愛を進めるうえでめちゃくちゃ頼りにした方法(存在)です。
なにせほとんど苦労せず相手の口から僕のことを好きかどうか引き出したのですから。
全て次の記事にて書きました。
彼と本気で結ばれたいと願う人だけ読んでください。