『好きになる』ことって自分でコントロールできるものじゃないですね。
頭で考えるよりも先に気持ちが前に動くのが恋です。
でもその恋をかなえるために全力で動けるとは限りません。
自分に既に家庭があり、一緒に居ることを誓ったパートナーもいて。
さらに相手にも家庭があって、
おまけにお互い同じ職場で…。
そんな状況なら気持ちばかりが高ぶって動けないものです。
とはいえ、そんなモヤモヤを抱えたままでいるのも辛いもの。
そのモヤモヤをどう飼い慣らせばいいのか。
僕の経験も踏まえ、持て余してしまう好きという気持ちをどうすればいいかお伝えしていきますね。
Contents
好きなら好きでいいんです!
よく「結婚してるのに他の人を好きになるなんて!」という罪悪感を感じてしまう人がいますけれど、そんな罪悪感を抱く必要は一切ナシ!です。
だって人を好きになるなんてとても自然なことですもん。
いくつになったって、どんな立場だって恋をするのって大事です。
好きな人がいると毎日も楽しいですし、体も元気になるし、見た目も綺麗になるし。
僕は男ですけれど、男だって恋をしたらすごく毎日に張り合いが出るし、
「見られても恥ずかしくないように」って思いにもなるから、ちゃんと胸を張ってしゃっきり生きよう!みたいな感じになるし。
ややこしくなるのは好きという気持ちを実際の形にしたときです。
そうじゃなかったら、まぁ「乙女の秘密」ということにしておけばいいでしょう(笑)
真実よりも可能性を追っていたほうが幸せなのかも
とはいえ、やっぱり片思いの気持ちが強くなるとどうしても相手の気持ちを確かめたくなったり、もっと相手と近い関係になりたくなるもの。
最初は挨拶だけ。
でも少しずつ話すようになって…。
さらにlineも交換して…。
やり取りも少しずつ多くなって…。
なんてね。
一度勇気を出すととめどなく動いてしまうかもしれません。
こうした相手の気持ちを確かめたい、もっと近づきたいという気持ちに対して、一つの答えとなる言葉があります。
これは僕が考えた言葉じゃなくて、村上春樹さんという方の小説に出てくる一節なのですが。
『揺らぎのない真実よりも揺らぎの余地のある可能性を選択する』
という言葉です。
言い換えるとこういうことです。
「本当のことを知るよりも、『そうかもしれない』と想像の中にいるほうを選ぶ」と。
さらに今の状況に置き換えるなら
「彼が好きかどうかということを確かめるより『彼は私のことを好きかもしれない』という状態でいたほうが幸せ」だと。
お互い真実を求めるにはあまりにもリスクが多いです。
だからこそ、もしかしたらお互い両想いだとしても「お互いに好きなのかも」でとどめておくのが一番幸せな今にふさわしい恋の形、だということです。
好きという気持ちを言葉にせずに、お互いの目を見て「もしかしたら…」という想像の世界で生きる。
そういう恋があってもいいのではないでしょうか。
まぁ僕は我慢できなかったわけだけど(笑)
僕が大好きな村上春樹さんの小説の一節まで引用してカッコつけた所で終わりにしたいところですが、残念ながらそうはなりません。
なぜかというと僕は同じような立場になった時に結局我慢できずに好意を形にしてしまった(=浮気した)人なので(笑)
僕も最初は「なんだか素敵な人だなあ」くらいでしたけどね。
まさしくさっき書いたように
最初は挨拶だけ。
でも少しずつ話すようになって…。
さらにlineも交換して…。
やり取りも少しずつ多くなって…。
そのまま飲みに行っていい雰囲気になってあとはもう…でした。
ここでは割愛しますが、結局バレないままに浮気の関係も終わったので、ただの『夢』みたいなもので終わりました。
罪悪感は感じていましたし、今も感じているので多分昔より妻に対して優しいんじゃないかと思います(笑)
バレなければよい、という訳でもないですし、自分がやった立場であるとはいえ、おススメしようとは微塵も思いませんが。
やろうと思ったら『出来てしまう』ことは良くも悪くも頭に留めておいたほうがいいですよ。
さいごに:好きと思い続けるのが一番いいのかも
職場で、しかも既婚同士ともなれば、自由に好きという気持ちをやり取りすることはなかなかできません。
でも、それでいい、というか、それが一番今の二人に出来る精一杯の恋の形なのではないでしょうか。
恋って必ずしも教科書通りじゃなくて、人それぞれいろんな形があっていいものです。
恋する気持ちは大切に、これからも彼との時間を楽しんでいってほしいです。
ところで…
もしあなたが彼との恋愛を本気で望んでいるのなら。
実はめっちゃ心強い味方がいるので紹介しておきます。
僕自身も自分の訳あり恋愛を進めるうえでめちゃくちゃ頼りにした方法(存在)です。
なにせほとんど苦労せず相手の口から僕のことを好きかどうか引き出したのですから。
全て次の記事にて書きました。
彼と本気で結ばれたいと願う人だけ読んでください。