既婚男性の彼に好意を抱いたなら、次に考えるのは何とか相手に喜んでもらって気持ちを向けてもらいたい、ってことですよね。
彼の気持ちを引き寄せるためには色んな作戦が考えられますが、その一つがプレゼント作戦です。
何を贈ったら喜んでもらえるかな…。
そうだ、普段からネクタイを締めるお仕事をしているし、ネクタイを贈ったら喜んでくれるかも!
ネクタイだったらいくつあっても困らないしね。
それに、もしかしたら特別な日に私の贈ったネクタイを付けてくれるかも…。ふふふ。
こんな風に何を贈ったら彼に喜んでもらえるか一生懸命考えるあなたはとても魅力的です。
それに普段良く使うものでいくつあっても困らない『ネクタイ』を思いついたのも目の付け所は良い…のですが。
実は結論から言いますと、既婚男性へネクタイをプレゼントするのはあんまり効果的じゃありません。
喜んでもらえないことが多く、なんなら距離を開けられてしまうかもしれません。
なぜそんなことになってしまうのか?
理由は主に二つ。
- ネクタイをプレゼントすることで彼の奥さんの登場を許す
- 『既婚男性へネクタイを贈ること』という行為そのものを否定的に考えてる可能性がある
これらを掘り下げつつ、僕が既婚男性の立場を代表して、気になる女性からネクタイを貰ってもあまり喜べない理由をお伝えします。
Contents
既婚男性との恋愛は一つずつの積み重ねが大事
既婚男性との恋愛。
いわゆる不倫は、最初から恋の炎が燃え上がるような展開って実はあんまりないです。
最初はなんてことない相手だったのが、ちょっとずつちょっとずつ近づいていって、段々一緒にいる時間がかけがえのないものに変わっていって…。
そんな風に時間を積み重ねていくうちにいつの間にかお互いの心の中に深く入り込んでいる。
結婚しているから恋愛感情を持ってはいけないと思ってもどうしようもなく惹かれてしまっている…。
既婚男性の恋愛ってそんな感じで少しずつ盛り上がるもの。
でもそこに水を差されるような事態があると急速にしぼんでしまったりもします。
奥さんの登場が彼の中の「めんどくさい」を膨らませる
既婚者との恋愛に水を差す最たるものが”奥さん”の存在です。
恋愛感情が盛り上がるまでは『気になる女性といること』よりも『奥さんにあれこれ言われるめんどくささ』が勝ってしまいます。
ネクタイをプレゼントされることで「ねえ。そのネクタイってどうしたの?」って言われたりとか。
「なんか見慣れないネクタイしてるね。買ったの?」とか。
こういうやり取りがあるとどんどん彼の中で「めんどくせー」って気持ちが強くなってしまうのです。
そしてこのめんどくささが段々と彼の中で「(アプローチをくれた)女性とかかわるのがめんどくさい」に変わってしまいます。
これでは全然思惑とはズレてしまいますよね。
ネクタイをプレゼントすることで彼の奥さんが自分たちの恋愛に割り込んでしまう可能性がある。
それは避けるべきなのです。
『何をやらかすかわからない女』として見られてしまう
もう一つの懸念点は『ネクタイをプレゼントする』という行為そのものがマイナスになる可能性があるということです。
既婚男性に対してネクタイを贈るというのは元々賛否両論があります。
別に贈っても平気だという人もいますが、奥さんがいるのにネクタイを贈るなんて常識がない、と感じる男性も少なからずいます。
彼がどっち派かはわかりません。
でももし「ネクタイは非常識」派だったとしたら…。
ネクタイをプレゼントすることで常識がない女というレッテルを彼に貼られてしまいます。
落ち着いて恋愛をしたいのに、いつどこで何をするかわからない女という目で見られてしまうのです。
そうなればやはり彼の気持ちも燃え上がる前に萎えてしまうでしょう。
もちろんネクタイを贈っても平気な人であれば大丈夫です。
だけどどっちかわからないのであれば、やはりネクタイをプレゼントするというのはちょっとリスクが高いですね。
ネクタイをプレゼントしたらラブラブで付けてくれるくらい関係構築すべし!
ネクタイをプレゼントしたら喜んでくれるかも…という期待はぶっちゃけネクタイ側からすると荷が重いです。
ネクタイ「お、俺にそんな期待されても多分答えられないっすよ…」
ほら。ネクタイさんもこう言っていますし。
むしろネクタイをプレゼントするのは、ネクタイをプレゼントしてノリノリで付けてくれるくらい彼を堕としてからです。
そうなれば彼は奥さんから何言われようが嬉々としてあなたからのネクタイを付けていそいそと会社に向かうでしょう。
焦ることはないです。
ネクタイは今後のお楽しみに取っておきましょ。
ちなみに…。
今のあなたと彼の関係においてネクタイをプレゼントしてOKかNGか。
それを全く別の視点で判断で切る方法もあるので紹介しておきますね。
⇒相手の心の裏を見通してチャンスがいつどんな風に来るか教えてもらった話
この記事で紹介している方法を実行して「まだ早い!」となれば、素直に辞めとくが吉です。
もうネクタイをプレゼントしてしまって彼が引いてそうなら…
「えええええ。でももう彼にネクタイをプレゼントしちゃった…」
大丈夫。それでも今から動けばまだリカバリー可能かもしれませんよ。
まず彼がネクタイをプレゼントした後なんか距離感があるかどうかを考えてみてください。
もしネクタイをプレゼントした後でも別に距離感が開いてないのであれば、うまく家庭内で処理している&別にネクタイ贈られても気にしない人ということ。
だからめでたしめでたしで終わってOKです。
だけどなんか距離を開けられてる感じがする…。
そんな時は素直に謝ってしまうのが吉です。
「すみません。良かれと思ってネクタイをプレゼントしたんですけど、配慮が足りてませんでしたね。何かややこしいことさせてたらすみません」って。
こうやって素直に言える人なら彼も「そっか。確かに悪気はなかったんだよな」と受け止めてくれやすいです。
むしろ「ちゃんと後からでも気遣ってくれるいい子だな」とプラスにすらなるかもしれません。
あれやこれやと変わったことをしなくても大丈夫。
素直に伝えましょ。
まとめ:既婚男性にネクタイをプレゼントするということ
今回の記事をサクッとまとめるとこんな感じ。
- 既婚男性へのネクタイのプレゼントは2つの理由で良くない。
- 一つは奥さんに突っ込まれてしまうことで「めんどくさい」気持ちが出てきてしまうため。
- もう一つは「既婚男性へのネクタイの贈り物は常識がない」と思われてしまう可能性があるため。
- ネクタイを喜んで受け取るくらい関係構築をしてから渡すべし。
- もう渡してるなら彼の態度を見ながらやばそうなら素直に謝るべし。
ネクタイをプレゼントして喜んでほしいというあなたの気持ちはとても素敵。
だけどその素敵な気持ちが空回りしてしまう可能性も残念ながらあります。
今回はちょっと別のものにしていずれとっておきのネクタイをプレゼントするというのも立派な選択ですよ。
彼との恋愛の火を消さないように立ち回っていきたいですね。